「出世したくない若者」という記事を読んで、確かに最近は出世より安定した生活や自分の時間を大切にしたいという考えの人が多い気がする。
かくいう私も出世したくない。
若者ではないので、そこは除外するが…。
仕事諸々の話に収まらず、人生全体にステップアップをしたいと思えない。
結婚、出産など人生のターニングポイントと言える事柄に対しても前向きになれない。
この気持ちはどの部分がネックとなっているのだろう…?と考えてみた。
多分、何事においても責任を負いたくないのだと思う。
出世、結婚、出産、これらには人生が今より向上していく可能性を秘めているが、その分逃れられない責任が追加される。
それが嫌なのだと思う。
何も背負いたくない。
自分だけならどんな生き方をして、どうくたばっても悔いはないが、自分の人生に何かを付属するということは、自分以外の他者を巻き込む、或いは他者に巻き込まれる覚悟が必要。
それが重い。
私に子どもがいたら…と考えたら、もうすでに育児ノイローゼになりそう。
「大人は責任も増えるけどその分楽しいよ」なんて言葉もよく聞くが、まだその域に達せない。
私自身、子どもなのだろうな。
というか、いつまでも子どものままなのだろう。