またしても生きた年数が増えた日。
特に何もせず、ボケーっと過ごしてしまった。
そもそも誕生日に楽しかった経験なんてあったっけ…?と振り返ってみても瞬時には思い浮かばない。
小さい頃は誕生日パーティーとかやったなぁ。
昔から「主役」のポジションに当てがわれるのが苦手で、どういう表情でそこにいればいいのか分からなかった。
【プレゼントを貰う時、どんな喜び方をすればいいんだっけ?】
【ろうそく吹き消した後、どんなテンションでいればいい?】
って、感情だけが置いてけぼりなのを子供ながらに感じていた気がする。
ドラマ G線上のあなたと私で「誕生日は嫌いだ。自分を見ていてくれる人を数えるみたいで」という也映子さんのシーンを思い出して自分と重ねてしまう。
けど実際は「おめでとう」と言ってくれる人が一人でもいるって幸せなことなんだろうなぁ。
そもそも他人の生まれた日なんて知らんがな。アンタにとっては特別な日だろうけど、こっちにとってはただの平日なんだわ…って思われても仕方ない中、わざわざ誕生日を覚えていてくれる人って仏レベルの精神なんじゃないか…?
え、自分の周りに何体か仏いるって凄くない??←
歳を重ねても変わらずこんな感じなんだろうなぁ…憂鬱(笑)