人も物も人生一度きりの出会いだから大切にしなさい、という一期一会の精神。
私にはその精神が足りていないかも知れない。
最近「運命」という文字をよく見かける。
「運命の人」とは恋人や結婚相手という意味合いが一般的なのだろう。
「運命の人と出会う方法」
「あなたの運命の人を占います」
そんなタイトルの書籍をよく読んでいた時期が私にもあった。
しかし近年は、運命の人って一人だけってことはないのでは…?
そもそも自分と関わった人全員が「運命の人」
という考えに落ち着いた。
偶然この時代に生まれ、様々な国があるなかで日本という国、更に47都道府県もあるうちの東京という都市のとある地域に誕生し生活することになった。
そんな確率のなかで出会った人は男女問わず全員、運命の人と呼んでいいのではないか…?
学校という箱庭に詰め込まれて出会った同級生達、数多ある職場のうち、就職した先で出会った同僚や上司、全員運命の人。
好き嫌い関係なく、もれなく運命の人。
少なくとも私は現在そういう認識でいる。
自分と関わる人全員が運命の人なら、関係性が切れた人、仲が深まらず顔見知り程度の接点しかない人は…?となるが、一生のうちで出会う人の数なんてたかが知れているから、会ったのが一度きり、親しい関係になれないまま疎遠になったとしても運命の人。
たとえ、毒親、イジメてくる同級生、クズな恋人、パワハラ上司という害を与えてくる存在だったとしても、出会った事実は変わらないので、それもまた運命の出会いなのかなぁ…なんて考えている。
恋人、夫婦などパートナーになる人は、自分の運命布陣の中からピックアップした最も身近に居たい(居てほしい)運命の人。
仲の良い友人、気の合う仲間など自分にとって特別な存在は、運命布陣の中から選りすぐりの選抜メンバー。
運命の神7(セブン)とでもいえば分かりやすいか…(笑)
私の中では運命も縁も同意語。
縁がある人とは出会うべくして出会った運命の人なのでしょう。
私と出会ってしまった私のことが大嫌いな人は大変申し訳ない。
しかしこれも運命なんだ…諦めてくれ…
これからも私の運命の人達は増えていくのだろうか?
はたまた減少するのだろうか?
乞うご期待。