声優さん達のメディア露出が増える度、時代は変わったのぉ…ワシらの時代ではのぅ…と古参の風を吹かせたくなる昨今(老害ヤメロ)

声優を目指しているという特集を目にする度にも、ほぅ…勇猛果敢じゃのぉ…という気分になる。

 

昔から「そんなに声優が好きなら、なんで目指さなかったの?」と片手では足りないぐらい聞かれてきた。

これを言われる度、若干の苛立ちというか、ハイハイまたその質問ですね…という溜息が漏れる。

 

声優になりたいと思ったことがないのよ(真顔)

 

私にとって声優鑑賞は憩いの瞬間、現実逃避、人生の楽しみなんだよ!命綱なんだっっ!!(声ヲタの叫び)

 

それを職業にするということは、要するに現実にするということでしょう?

え、逆に辛くない??

今までキャッキャ♡ウフフ♡見ていた世界をリアルに変えたら、その現実に耐えられなくなった場合、自分の中にはもう楽しめる世界が残らないじゃん。

遠くで眺めるから美しく見えるものもある。

夜景だって近くで見たらただの建物の光よ(別名、社畜の輝きと呼んでいる)

外観だけ見る方が楽しめることだってあるでしょ??

 

というのを毎回説明するのが面倒くさいから「うーん、観てる方が楽しいので…」と話を受け流す。

 

建設的に考えても私の気質には向いていない職業。

複数人と同じブースで同じ作品を創り上げる。

間合い、タイミングを合わせ、共同作業で一つの作品を創る。

そういう仕事が一番キツい(協調性的な意味で)

個々で任される仕事のように「納期◯日まで。あとは個人のペースでよろしく」じゃない作業。

「毎回が就職活動」と言われる業界。

豆腐メンタル(絹)の私は考えただけでストレスで胃に穴が開く。

 

しかも声優さんはなぁ!職人やぞ!

一人一人が職人なんやぞ!簡単になれるとか思ってんじゃねーーーー!!!!

と、最近のあらゆる特集を観ては、勝手に憤っていたりいなかったりする(どっち)

 

とにかく「声優」という人達のそういうスタンスが好きなのであって、そこに身を投じたいとは到底思えないし、第一線で活躍している声優さん達には敬愛しかない。

 

何が言いたいかというと、声優さんって凄いんだぞ!ってことが書きたかったのだ。

今日はそれだけ覚えて帰って下さい。

では、本日の講習は終わりになります。

明日は14時からを予定しております(嘘)

以上です。では、さようなら。