私は人が苦手である(我輩は猫である風)
満員電車やスクランブル交差点を歩いている時に思う。
この人混みの中に、会社でパワハラをしている人、家庭内でDVを行っている人、ネット上で誹謗中傷をしている人、ストーカー行為を行なっている人、悪徳な詐欺に手を染めている人、手を出してはいけないお薬をしている人、誰かを殺めた人がいるのかも知れない。
そう思うと怖くなる。
何気なくすれ違った人の中にそういった人が紛れている可能性。
結局のところ人間が一番怖い。
世の中そこまで悪い人はいないよ、という言葉は半分事実であり、もう半分は事実ではないと思っている。
他人の人格の表裏全てを見透かせる人間なんていない。
そういった能力者が実際にいるのかも知れないけど私は出会ったことがない。
相手が自分に見せている顔だけがその人そのものではない。
「◯◯さんすごくいい人だから」と他者を紹介する人が稀にいるけど、それって要はその人のフィルターから見た相手の印象に過ぎない。
当人同士が築き上げた関係性なだけであって、自分も同じ関係値になれるか?同じ印象を抱くか?というと必ずしもそうではない。
稀にあるよね、周りから「いい人」とされる人が本当は「いい人」じゃないパターン。
あとはその人と自分の相性。
自分とは何故かギスギスした関係にしかならない人。
どちらが悪いわけではなく、お互いの気質の違いからこの人は合わないなぁ…と敬遠してしまうパターン。
「相手にもいいところがあるんだから歩み寄ろうよ」という意見の人もいる。
歩み寄るか否かは私が決めることなので余計な意見はお控えください、と思う。
どう足掻いても関係性を築くのが難しいことってあるよ。
その場合、摩擦を減らす為に距離を保つしかないと思っている。
「私の見えない場所でどうぞ勝手に幸せになってください」が相性の合わない人への対処法。
余計なことに労力を使いたくない。
最近気付いてしまったが、煩わしいと感じる人、事柄がどうしても苦手みたい。
そんな私が一番煩わしい奴なのにね。
何言ってんだお前は、何様なんだよって毎回自己反省。